行政書士事務所ビザドエイティのベトナム人、
ズーン・ティー・ズンです。
私は、体調を崩してしまい、一時的に休んでいました。
ダウンしているときは、なんか寂しいですよね。
以前、私が書いた4回のビザマガは読んでいただきましたか?
一番気になる点は何でしたか?
私は、ビザドエイティで働きはじめてから、
多くのビザ関連案件をサポートしてきました。
今回から何回かに分けて、私がお手伝いしたビザの案件について
お伝えしていきたいと思います。
皆さんに役に立つような情報をピックアップしますので、
楽しみにしてくださいね。
それでは、まず、日本の会社に入社が決まった留学生と
その会社の社長さんが、働くためのビザを申請する時に
困ってしまった事例をシェアしたいと思います。
ある留学生は、入管に『技術・人文知識・国際業務』のビザを
2回申請しましたが許可されませんでした。
1回目は、会社から全ての書類を準備してもらい、
自分で書類を持って入管に提出したそうです。
ですが、業務内容と本人が学校で専攻した内容が合わなかったため、
不許可となりました。
2回目は、会社から行政書士に依頼して申請したのですが、
業務内容の説明不足により、また許可されませんでした。
彼女は、「もう無理だ。国に帰るしかない」と、
かなり落ち込んでしまったそうです。
そんなとき、偶然facebook でビザドエイティを見つけて、
「これで最後」と連絡してくれたそうです。
私は、「たとえ2回不許可になったとしても、
ちゃんと理由が判っていて、上手に説明出来れば、
まだチャンスがあるものですよ」とアドバイスをしました。
そして諦めずに頑張る事を勧めました。
後日、彼女は、彼女の会社の社長さんと一緒に
面談にいらっしゃいました。
私たちはいろいろ相談した結果、
3回目の再申請をする事となりました。
そして、彼女は、就職活動のための『特定活動』の
1回目の期限がくるタイミングだったので、
まずは、2回目の『特定活動』在留資格を申請するよう
アドバイスをしました。
ところが、学校の先生がすごく厳しくて、
彼女に『推薦書』を出してくれませんでした。
それでも、ビザドエイティの行政書士から
直接学校の先生に連絡して状況を説明したうえ、
ビザが許可される可能性があることを伝えると
推薦書を発行してくださいました。
やっと2回目の『特定活動』を貰うことが出来たことで、
時間的な余裕をもって3回目の申請をすることができました。
申請時には、彼女と彼女の会社に協力してもらって、
以前の申請では不足していた多くの書類を準備しました。
新しい資料も作成して入管に提出しました。
すると短い時間で『技術・人文知識・国際業務』が許可されました。
彼女は過去2回不許可だった経験から、不可能と思っていたらしく、
すごく感動してくれていました。
彼女の嬉しそうな笑顔が今でも忘れられません。
私も心から「おめでとう」と言いたいです。
あきらめては、いけません。
多くの留学生は、笑顔になれずに帰ってしまいます。
皆さんは、どうですか?
日本は良い国ですが、入管の法律が複雑すぎると思います。
だからこそ、私たちが皆様のお力になれると思っています。
彼女のように笑顔で日本に残るのか、涙をながして帰るのか?
諦めないで、ご相談ください。
まだ、笑顔になれるチャンスは残っているかもしれません。