いよいよ平成26年度補正予算に盛り込まれた補助金の公募が順次開始。
中でも注目度が高い「ものづくり補助金」(予算額1,020億円)の公募が開始されました。また「創業補助金」については、募集要件の概要が公表されました。

本日は、この話題を中心にお伝えします。

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◆平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金の公募

補助対象となる事業は次の3種類です。
(1)革新的サービス
  生産性や付加価値を向上させるなどの革新的なサービスに対して、
   上限1,000万円、補助率2/3が補助されます。

(2)ものづくり技術
  特定のものづくり基盤技術を活用した画期的な試作品の開発や
  生産プロセスを革新する事業に対して、
  (1)と同様に上限1,000万円、補助率2/3が補助されます。

(3)共同設備投資
  組合等が事業管理者となって、複数の事業実施企業が共同で設備投資
  し、革新的な試作品開発やプロセスの改善に取り組む事業に対して、
   上限5,000万円(1社当たり500万円)、補助率2/3を補助。

もちろん他にも応募要件がありますが、3種類の事業に共通して求められるのは、その事業を実施することによって、競合他社と差別化し、競争力を強化することができるという点です。

申請書類の事業計画書で、この点を上手くアピールすることが採択のポイントになりそうですね。

成功するための事業計画書作成のご相談は、当事務所で承っていますので、是非ご相談ください。

公募期間は、2月13日~5月8日で、6月中を目処に決定される見込みです。

公募の詳細はこちらから
http://www.tokyochuokai.or.jp/images/tochu/27mono/h27_monozukuri_1koubo.pdf

◆「創業・第二創業促進補助金」募集要件発表

これは、まだ概要のみです。まだ公募開始ではありませんので、ご注意ください。(笑)

●募集開始時期: 3月初旬(約1か月)

●対象者の創業等時期:  
 ・新規事業の場合
  募集開始日~補助事業終了日の間に創業予定の方

 ・第二創業の場合
  募集開始日の前後6か月以内に事業継承し、かつ募集開始日から補助
  事業終了日の間に新事業に進出する方となっています。

この時期に「概要」が発表されるということは、問い合わせが殺到しているこということだと思います。

採択に向けての競争は、かなり激しそうですね。準備をしっかりしていきましょう。

◆地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金

こちらも近々に公募が開始される予定です。予算の規模も930億円となりました。

関連する機器等を販売している事業者さんとしては、是非お客様に提案して、売上アップにつなげたいものです。

補助の対象は、次の2種類です。
(1)最新モデルの省エネ機器・設備を対象に、費用の1/2を補助します。

(2)工場・オフィス・店舗等の省エネに資する設備の更新・改修に ついて
  費用の1/2を補助します。
  (エネルギー管理支援サービスを活用した場合は2/3)

前回よりも申請手続きを簡素化するなど、使い勝手の良い補助金になっていることが期待されます。

申請手続きのサポートが必要な場合には、是非ご相談ください。

それでは、今日はこの辺で。