こんにちは

ビザドエイティの小口隆夫です。

すっかり夏のような陽気になりましたね。

僕は冷房があまり得意ではないのですが、やっぱり
エアコンを付けないと暑くて仕事になりません。(~_~;)

さて、今週はズンさんのシリーズは1回お休みで、
僕、小口が担当します。

実は、先週の土曜日に
外国人向けの転職・就職フェアに出展しました。

この種のフェアにビザドエイティとして参加するのは
初めての経験でした。

半日ほどの開催で、
それほど大きなものではなかったのですが、
全体としては500名を超える来場者があったようです。

当事務所のブースにもひっきりなしに
外国人の相談者が来られました。

今日は、そのフェアで受けた相談から、
僕が感じたことをご報告します。

最初に驚いたのは、皆さんの日本語力の高さでした。
ベトナムやネパール、モンゴルなどからの
留学生が多かったのですが、
皆さん漢字も問題ないようで、
日本語のレベルはかなりのものでした。

それでも、やっぱり就職には苦労しているようですね。

なぜ、日本語に問題がないくらいでも、
なかなか仕事が見つからないのだろうと考えた時、
専門性にある、と僕は感じました。

ほとんどの方が専門学校で 、「ビジネス」や「IT」を
学んでいることになっていますが、
その学術的な専門性があまり高くないということが
正直なところです。

なかには、学校の先生自らが、「『IT』の学校ですが、
勉強しているのはITではありません。」
と言っているというような笑えない話をしてくれた
学生もいました。

それからもう一つ。

特長的だったのは、今勤めている会社から、
ビザの更新ができないから、
転職先を探すように言われているという人が
多くいらっしゃいました。

このような会社では、
外国人の方がご自分の専門性を活かせるような
仕事ではなく、 工場や飲食店などで、
作業系の仕事をしている場合が多いです。

会社の方も、最初はビザが取れたので雇ったが、
ビザの審査が厳しくなってきたので、
雇い続けられないというところのようです。

いろいろ聞いてみると
母国の大学では専門性の高い勉強をしてきた方も
結構いらっしゃいました。

高い専門性を身に付けているにも関わらず、
それを活かせる仕事に付いていない。

これは、本人の能力だけの問題ではないと思います。

受け入れる日本の学校や会社にも、
外国人の能力を活かすという視点から
対応していただきたいと切に願います。

そして、外国人の皆さんが自分の専門性を活かして、
長く日本で活躍できるチャンスを与えていただきたいと
強く思います。

僕たちビザドエイティでも、
このような思いを持ちながら、
日々皆さんのご相談に対応しています。

さて、ここからは中国からの留学生で、
お仕事を探している方向けの情報です。

日本の某大手メーカーが
中国法人設立のための人材を募集しています。

条件は、4年制の大学を今年卒業した方、
または来年卒業する予定の方です。

中国でのお仕事になりますので、
中国に帰国することになります。

ご興味がありましたら
是非会社が主催する
就職説明会にエントリーしてください。

エントリーの方法など詳しい情報をご希望の方は、
当事務所のWechatに登録してください。

個別に詳しい情報をお伝えいたします。

本日も、「ビザマガ」をお読みくださいまして
ありがとうございました。

また次回まで!

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