今日2018年6月6日は、
「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」
といって、
物事を始めるにはとても縁起の良い日と
「己巳の日(つちのとみのひ)」といって
金運の上がる日が同時にやってくる日にあたるそうです。

僕もある人から教えていただいたのですが、
ちょうど今日からビザマガも新しい企画
を始めることになりましたので、
偶然とはいえ、何かうれしいことが
起きる予感がします。(^^♪

○○さんも何か新しいことを始めてくださいね。

ということで、ビザマガとして初めての
インタビュー記事をご紹介します。

ビザマガの読者の皆さんですから、
外国人材の採用を人事戦略に組み込んでいる会社は
多いと思います。

でも、実際に採用しようと思うと
良い外国人材に出会う方法が判らない。

採用したものの辞めていく外国人社員が多い。

外国人社員が今の仕事に満足しているのか判らない、などなど、
外国人材に関する悩みは多いというのが
本音ではないでしょうか?

このようなお悩みの解決に少しでも役立ていただけるように、
インタビューでは、いろいろな場面で
外国人材に関わっている方々にお話を伺いました。

まず最初に登場していただくのは、
一般社団法人留学生支援ネットワークの
事務局長をなさっている久保田学さんです。

久保田さんには、留学生の就職事情
について、いろいろと教えていただきました。

【一般社団法人 
留学生支援ネットワーク概要】
○所在地:東京都千代田区神田多町
2-2-22 千代田ビル2F
○設 立:2013年10月2日
〇ホームページ:https://issn.or.jp/

一般社団法人留学生支援ネットワークさんは、
経済産業省と文部科学省が
平成19年から平成25年まで
取り組んだ「アジア人財資金構想」を
引き継ぐ形で活動されています。

優秀な留学生を招へいし、日本で教育・
育成するための教育機関や、
グローバル人財を活用する日本企業を
支援することを目的に、様々な事業を
実施していらっしゃいます。

さて、それでは早速はじめましょう。

−最近の留学生の就職事情についてお教えください。

現在日本に来る留学生は増え続けており
約26万人が日本の教育機関に在籍しています。

留学生の就職市場は、2016年に高等教育
機関を修了する留学生は4.6万人でしたが、
その中で、学校卒業後に日本で就職を
希望する学生は約6割で、実際に就職が
できるのは希望者の半数程度であるのが
現状です。

−なぜそんなに就職率が低いのでしょうか。

就職できない理由は大きく3つです。

1つ目は日本の雇用慣習の理解不足が
原因で就職活動に対応できないこと

2つ目は日本語能力の不足

3つ目は求人情報が不足していることです。

その中でも一番の問題は、やはり日本の
就職活動文化が独特であることでしょう。

日本は就職活動を開始する時期が極めて
早いです。

また、選考方法も複雑です。

例えば採用スケジュールでは、日本は大学学部生であれば、
3年生の3月から就職活動が開始されます。

また、就職活動の準備は日本人学生で
あれば3年生の夏前後から始める学生も
多いです。

海外ではそんなに早く開始することはありません。

そのため、準備を含め出遅れる留学生が多いです。

欧米では卒業後が当たり前ですし、
韓国や中国などは在学中に就職活動を行いますが、
学部生であれば4年生からとなります。

そして採用基準が、日本と海外で違う
ことも大きな原因の一つです。

海外では現在保有している知識やスキル、
学校での専門分野(専門知識)等能力を
重視した採用となります。

これに対して、日本では潜在能力や人柄、
志望企業への入社熱意等を重視する
ポテンシャル採用となります。

そのため、留学生のPRポイントと
企業が求めるものとのかい離がみられます。

本来であれば、所属する教育機関が、
このような企業の慣習を含めた日本の
採用文化を解説する留学生向けの
就職ガイダンスを行うのが望ましいです。

ですが、教育機関としては、ノウハウの
不足や人的資源・財源の不足から、
留学生向けのガイダンスが行われていないですね。

これが、日本の就職活動に戸惑う留学生
がまだ多く存在するということに
つながっていると思います。

−どうやったら自分に合う会社と
巡り合うことができるでしょうか。

留学生の就職活動を見ていると、特に
文系の学生は企業研究が不足している
と感じます。

また、自己分析が不足しているため、
企業を選ぶ基準があいまいで、
どうしても、母国でも有名な企業や
母国に進出していて企業、
そして外国人を採用している企業
というような基準で選択する学生が多いと思います。

まずは、自己分析をしっかり行い、
企業を選ぶ基準を見つけること、
その後に色々な企業を研究し
比較しながら志望の企業を決めることが大事です。

−どうすればうまくマッチングさせられるのでしょうか。

企業側の観点では、外国人材を採用する
積極的な目的を持つことだと思います。

またどのような仕事をしてもらうのかを
採用前に決め、その目的や役割を社内で
共有することが必要です。

最近多いのが、日本人が採用できないから
日本語が堪能な外国人を採用する
というような、言わば後ろ向きの
採用活動です。

これでは、外国人材から敬遠されます。

マッチングを成功させるためには
企業側の「何のために採用するのか」
という目的と、外国人材にどのような
職務を与えるのかを明確に示して、
採用に繋げることがとても大切ですね。

−ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?
これから優秀なグローバル人材を採用して、
自社の戦力として活躍してもらうためには、
企業としても、しっかりとした外国人材
活用に向けた戦略が必要だということですね。

企業の経営者や人事担当の方々には、
参考にしていただけるお話しだったのではないでしょうか。

次回も外国人材を活用する分野で
お仕事をされている方に
お話をお聞きします。

楽しみにしていてくださいね。

本日もビザマガをお読みいただけましてありがとうございました!